松浦武四郎の文久元年(1861)から没年の明治21年(1888)までの特徴的な活動に焦点を当て年譜として収録した。武四郎の年譜については、先に2013年発行の笹木義友[編]『新版松浦武四郎自伝』(誕生から慶応3年まで)が知られる。 本書は、実像資料として幕末から明治期の数多くの書簡類を中心に、渋団扇帖・木片勧進などの記載から時代の流れに沿って混然とした時代を生き抜いた武四郎の姿を追ったもので、この度の本書の刊行により武四郎の生涯を通じた動向が明らかになったといえよう。
|
著者/松浦武四郎記念館[編]
A5判/348頁
定価: 4,000円+税(税込 4,400円)
978-4-8328-1807-1 |
|
|
|