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『アイヌ神謡集』を読む

 

北方新書016

『アイヌ神謡集』を読む

 

 

 

kamuyyukar〈カムイ ユカラ〉 神謡は、文字どおり神の謡ですが、その語りには種々の物語の展開があり、本集の謡を分類すると、登場する動物の神は人間を守る神として語られる[守護神物語]、人間を守るべき動物の神が人間に悪さをし、人間の英雄オキキリムイに懲らしめられる物語[オキクルミ物語]、[その他の物語]の大きく三つの類型に分けることができます。

 

 

著者/知里幸惠著訳 北道邦彦注解

新書/280頁

定価: 1,200円+税(税込 1,320円)

978-4-8328-1704-3

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【目次】

 梟の神が自ら歌った謡
梟の神が貧乏なニシパに恵みを与え、村人たちと仲直りさせる話
 狐が自ら歌った謡
狐の神が四つの見まちがいをし、自分を口汚くののしるという愉快で楽しい話
 狐の神が自ら歌った謡
悪心を起こした黒狐の神が、オキキリムイに報復される話
 兎が自ら歌った謡
兎の兄神が人間の仕掛け弓をこわして懲らしめられる話
 谷地の魔神が自ら歌った謡
谷地の悪魔神が人間の村を襲って懲らしめられる話
 小狼の神が自ら歌った謡
その魔力や呪力を失わせる「素性」解きの話
 梟の神が自ら歌った謡
梟の神が天国へ談判をし、飢饉を解決した話
 海の神が自ら歌った謡
シャチの神が飢饉で苦しむ人間たちに感謝される話
 蛙が自ら歌った謡
蛙がオキキリムイに悪戯をして殺される話
 小オキキリムイが自ら歌った謡
オキキリムイの子が小男を撃退する話
 小オキキリムイが自ら歌った謡
オキキリムイの子が鮭や鹿を呼び返す話
 獺が自ら歌った謡
カワウソが人間の女に悪戯をして殺される話
 沼貝が自ら歌った謡
日照りに苦しむ沼貝がオキキリムイの妹のやさしい心に救われる話

 
 

 

2017.10.30発刊

 

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