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坊主持ちの旅

 

坊主持ちの旅

−江政敏と天田愚庵−(ごうまさとしとあまだぐあん)

 

 

 

 「久五郎(愚庵)、皆で坊主持ちをやろうではないか」、「久太郎(政敏)さん、ここは坊主は通りませんがな」、「坊主でなくともいい。馬がよい。馬持ちじゃ」、坊主ちとは坊主と行き交ったら荷の持ち手を交替する一種の遊びである。「馬に出会ったら持手を替えよう。どうじゃ」。
 江政敏は旧磐城平藩士、明治13年から北海道十勝の大津(現・豊頃町)で漁場を持ち、事業を拡張しすぎアイヌの批判にあった人物、直筆の『枢要手記』により、大津での事業を直に知ることができた一方、天田愚庵には『江政敏伝』という著作があることがわかった。二人の関係をとおして幕末、明治初期の時代の一端を描いている。

 

 

著者/不破俊輔 福島宜慶 (ふわしゅんすけ ふくしまやすよし)

四六判/256頁

定価: 2,400円+税(税込 2,640円)

ISBN978-4-8328-1506-3 

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【目次】

 第一章 坂下門外の変/第二章 戊辰戦争/第三章 久太郎(政敏)の戦後/第四章 久五郎(愚庵)の戦後/第五章 五郎(愚庵)、次郎長の養子となる/第六章 政敏、漁場を持つ/第七章 晩 成 社/第八章 政敏、アイヌ旧土人共同漁場を経営/第九章 同業者の反発/第十章 アイヌ共有金の行方/第十一章 アイヌの人たちの反発/ 第十二章 政敏、大津を去る/第十三章 五郎、出家する/第十四章 北海道土人保護法案/第十五章 その後の政敏の諸事業/第十六章 政敏と愚庵の死   政敏と愚庵の関連年表  あとがき  参考図書

 
 

 

2015.07.30発刊

 

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