北海道出版企画センター

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シャッター街のクロニクル

-わがふるさと滝川の場合-

　この町はいじめ問題、生活保護費の不正受給、と全国的に話題となってしまった。私はこの本の中で滝川市のシャッター街のことを書いて、この町を全国の市町村の「シャッター街苦悩」の象徴としたいのだが、この町に住んでいる以上、そしてモノを書いて少々のなりわいを得ている以上、この二つの事件のことを差し置いてシャッター街のことだけを語るわけにはいかないだろう。言い換えればそれだけこの町は余分な負担を背負ったことになる。

著者／不破俊輔

四六判／199頁

定価： 1,500円＋税（税込 1,650円）

ISBN978-4-83281301-4

【目次】

１．滝川という町　　その歴史　現在の滝川
２．ベルロードの思い出と現状ベルロードの思い出　ベルロードの現状
３．中心市街地活性化法中心市街地活性化法滝川中心市街地活性化基本計画
４．駅前再開発ビルの歴史　
５．駅前再開発ビルの現状と課題　西友の撤退　スマイルビル
６．滝川市の行財政　　「新滝川市活力再生プラン」　三市財政比較
７．生活保護費不正受給事件　　事件の概要　検証第三者委員会報告書　市議会厚生常任委員会
８．吉岡市政
９．吉岡市長の末裔たち
10．駅前通りの再開発

2012.02.15発刊