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野生動物痕跡学図鑑

 

野生動物痕跡学図鑑

 

 

 

本書は40年間にわたる著者の野生動物に関する調査研究の成果を総括し一書としたもので、扱った動物群は哺乳類・鳥類・爬虫類・両生類・ザリガニ類である。その内容は知見の実証性という観点から文章での記述に加え、それを裏付ける生態・形態を示すカラー写真1100枚余を付し、表・同定チャートも加え術語や解剖学的記述の理解のため、図140枚余を掲載して成った待望の総合野生動物調査図鑑である。

人間が謙虚に自然と対話し、自然を鏡として己の生き様を正しつつ、静かな心で自然と共存する日の到来は何時であろうか。自然は人手を加えずとも自然の摂理で変動し、その地の環境に合致した理想的な状態に帰着するものだと強く思う。(「あとがき」より)

 

 

著者/門崎允昭

A5判 /496頁

定価: 5,000円+税(税込 5,400円)

ISBN978-4-8328-0914-7

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【目次】

 第1編 哺乳類 第1章 哺乳類の調査法 §1 生息種の確認法 §2 哺乳類の一般的な調査 §3 痕跡による生息種の確認法 §4 コウモリ類の調査法 §5 種ごとの調査法 §6 捕獲調査 §7 エゾモモンガの巣木調査 §8 哺乳類の計測部位 第2章 手足と足跡についての解説 §1 四肢と手足 §2 基本用語と計測部位 §3 冬の獣の手足 §4 手足跡から種を判別する方法 §5 手足跡から進行方向を決める方法 §6 手足跡の左右の決め方 §7 手足の着地部位での類型 §8 歩調 §9 前進の仕方 §10 歩行歩調 §11 躍進歩調 §12 駈歩 §13 側対歩 §14 跳躍歩調 第3章 足跡の種同定の実際 §1 足跡の種同定の難易度 §2 足跡の種同定の実際 §12 止め足を使う獣 第4章 食痕の種同定 §1 草本類に見られる哺乳類の痕跡 §2 草本類の特徴的な食痕 §3 木本類に見られる哺乳類の痕跡 §4 哺乳類が食べる樹の部位 §5 樹に見られる歯痕 §6 木本類の葉と枝の特徴的な食痕 §7 松類の球果の食痕 §8 松類の球果の散布 §9 クルミの堅果を食べる種 §10 ドングリ類を食べる種 §11 トドマツ・エゾマツの樹皮の食痕 §12 キハダの樹皮の食痕 §13 エゾヤチネズミC. rufocanus の樹食いについて §14 エゾノウサギL. timidus の食痕 §15 ナキウサギO. hyperborea の食痕 §16 樹木の葉以外でのシカC. nippon の痕跡 §17 シカC. nippon の樹での角研ぎ §18 樹木でのヒグマU. arctos の痕跡 §19 骨や鹿角を食べる種 §20 ヒグマU. arctos のサケの捕食生態 §21 ヒグマによる腐枯木や土の暴き痕 §22 貯食をする種 第5章 土掘・雪掘・遊泳・木登・ヌタ場・休息場・羆の越冬穴 §1 地面を掘る獣 §2 雪を掘る獣 §3 水と獣 §4 樹に登る獣 §5 シカC. nippon のヌタ場 §6 ヒグマU. arctos の休息場 §7 シカC. nippon の休息場 §8 ヒグマの冬ごもりと越冬穴 第6章 糞の種同定 §1 痕跡としての糞 §2 糞の一般的な状態 §3 糞の排泄種の同定の難易度 §4 糞の種同定の実際 第7章 トガリネズミ類についての解説 §1 北海道産トガリネズミ類Soricidae の由来 §2 北海道産種 第8章 コウモリ類についての解説 §1 分類・形態・生態 §2 蝙蝠の語義の和俗名 §3 北海道産コウモリ類18種の同定 第9章 ネズミ類についての解説 §1 ネズミ類は囓歯目Rodentia  §2 私の鼠の思い出 §3 ネズミ類Muridae とトガリネズミ類Soricidae の飼育法 §4 北海道産ネズミ類の分布と生態 §5 北海道の島嶼に生息する翼手類以外の小形哺乳類・爬虫類 第10章 学名についての解説 §1 分類と学名 第11章 北海道産哺乳類62種の学名目録 第12章 北海道産哺乳類20種の形態と生態 §1 絶滅種について 第13章 北海道のナキウサギ発見史 §1 ナキウサギ発見の時経的経過 §2 啼兎発見の経緯と経過 §3 ナキウサギの発見が遅れた原因 §4 鹿によるナキウサギの生息地の侵害 第14章 明治12年の鹿大量死の原因 §1 鹿大量死の原因 §2 史料 §3 1870年代初頭の北海道の鹿の生息数
 第2編 鳥類  第1章 鳥類の調査法 §1 一般的な調査 §2 嘴痕 §3 クマゲラの営巣木・塒木 §4 クマゲラの鳴声 §5 鳥類の特殊な糞 §6 アオサギの営巣調査
 第3編 爬虫類  第1章 爬虫類の調査法 §1 ヘビ類Ophidia、トカゲ類Lacertilia の調査 §2 カナヘビT. tachydromoides の幼体調査 §3 爬虫類についての解説 §4 北海道産ヘビ類 §5 北海道産トカゲ類 §6 北海道産カメ類
 第4編 両生類 第1章 両生類の調査法 §1 調査で確認すべき事項 §2 両生類についての解説 §3 北海道産両生類 §4 蛙類の歯式について
 第5編 ザリガニ類 §1 ザリガニ類についての解説 §2 日本産ザリガニ類
 第6編 付編 第1章 ヒグマが人を襲う原因と対策 第2章 外来種問題 第3章 理想的な道路造りの基本 第4章 動物体の保存と標本作製法 §1 多様な保存法 §2 骨標本の作製法「簡便法」 §3 毛皮の原皮保存となめし §4 年齢を推定する歯の切片の作製
 あとがき
 コラム ヒグマのシカ・家畜などの食べ方・共食いの仕方 キツネの生息数は近年増加したのか ウルシかぶれに注意 蜂に注意 コウモリのねぐら(塒)場所 開墾当初の北海道は鬱蒼たる森林 ヒグマの害獣指定と春熊駆除 氷河期

 
 

 

2009.10.20発刊

 

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