記憶に残る、記録に残す。 幕末から150年にわたり他府県と異なる多彩で独自な北海道の出版活動を集成した待望の書!!
北海道最古の刷り物/開拓使発行の見事な印刷物/北海道庁の多種多様な刊行物/戦占領期の活気あふれる本/終戦直後の懐かしい本、思い出す児童書/紙不足の中での出版物/手に取りたくなる豆本/有名画家による装幀本の数々
推 薦 文 地方・小出版流通センター 代 表 川上賢一 各府県における近代以前からの長期にわたっての出版活動の積み重ねを顧みるとき、北海道のそれは、明治維新後の官庁系出版物、ことに開拓使・北海道庁の出版物からその多くが始まるというのが大きな特長であろうか。本書は、幕末〜明治・大正にわたる官庁出版物とそれに続く民間出版物、昭和を迎えての出版、さらに戦後、東京を中心に疎開した出版社による活発な出版活動を明らかにし、その後に展開した北海道の出版状況を詳述した良書である。図書館の書架に、出版に関心をもつ方、好書家など、多くの人々の座右に備えて欲しい一冊です。
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著者/北海道の出版文化史編集委員会
A5判 /560頁
定価: 6,000円+税(税込 6,600円)
ISBN978-4-8328-0811-9 |
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