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えぞ侠商伝
−幕末維新と風雲児柳田藤吉
幕末維新のえぞ地にかけた壮大な夢!!開港直後の箱館で異人仲買い(貿易)、そして根室の漁場開拓。風雲児・大実業家柳田藤吉はゆく。
著者/奥田静夫
四六判/246頁
定価: 1,600円+税(税込 1,760円)
ISBN978-4-8328-0801-0
数量 冊
【目次】
第一章 風 雪 南部の嵐/見習い奉公第二章 飛 翔 単身、箱館へ/イリサーメル号入港と初の異人仲買い/フレッチャーとの取引の破綻/ガルト ネルの思惑買い事件/石龍子の逸話/ブラキストンとの出会い/刻み昆布の製造に踏み切る第三章 咆 哮 六百人の庄内藩士の送還/箱館府の尋問/秋田藩の財政難を救う/新政府と津軽藩の要請 /福沢諭吉および宣教師ニコライとの出会い/開拓使と松本十郎判官/函館氷とボストン社の陰謀第四章 新天地 根室漁場への参入/又十藤野家の影/八隻五百人の根室渡航/相次ぐ船の遭難事故/根室 の地を踏む/先見の明と鉄道敷設構想/漁場経営の苦しみ/いわゆる三谷三九郎事件第五章 根室王 一家をあげての根室移住/「根室王」と呼ばれて/前浜埋め立て事業の成功/幻に終わったアメリ カ移住/ブラキストンの離日/得撫島漁場開設から銀行設立まで/すぐに飛び出せ第六章 憂 愁 中下層漁民との確執/政界への道/風雲児藤吉逝く あとがき 柳田藤吉関係年表/主な参考文献
2008.02.25発刊
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