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松浦武四郎知床紀行
およそ150年前、三度にわたり知床を訪れた男がいた。松浦武四郎がその人である。その時どきアイヌの人たちの案内で、一回目の1845年は太平洋側から、二回目の1846年はオホーツク海側から、三回目の1858年にはラウス側から始めて半島を廻りシレトココタンに宿泊しシャリに達している。
著者/秋葉 實編
46判 /196頁
定価: 1,600円+税(税込 1,760円)
ISBN978-4-8328-0610-6
数量 冊
【目次】
松浦武四郎の「知床紀行」用語解説蝦夷日誌一編 弘化二年蝦夷日誌二編 弘化三年志礼登古日誌 乾 安政五年志礼登古日誌 坤松浦武四郎について年表松浦武四郎 :1818(文化15)年〜1888(明治21)年伊勢国一志郡須川村(現在:三重県松坂市小野江)に郷士の四男として生まれる。17歳からおよそ10年間にわたって諸国遍歴の旅に出、28歳の時に初めて蝦夷地(北海道)に渡り、太平洋沿岸を経て知床に至っている。武四郎は、1845年〜1858年まで6度にわたり北海道・樺太・クナシリ・エトロフなどを調査し、幕府の雇いとなり北海道の内陸調査に当たった。明治2年には、新政府より蝦夷地開拓御用掛を、その後開拓判官を命じられ、「道名・国名・郡名」の制定に尽力した。膨大な史資料が残されており、それらは生地松阪市小野江にある「松浦武四郎記念館」に所蔵されている。
2006.11.30発刊
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