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アイヌ文化の成立
The Formation of Aynu Culture
華甲を迎えられる宇田川洋先生に「華甲記念論文集」の献呈が計画され、刊行実行委員会を組織し、32名の執筆者を得てなったもの。
著者/宇田川洋先生華甲記念論文集刊行実行委員会
B5判/709頁
定価: 16,000円+税(税込 17,600円)
ISBN978-4-8328-0404-3
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【目次】
1 アイヌ文化への道筋 石川 朗 北海道東部縄文晩期後半から続縄文初頭における動物の取り扱いについて―釧路市幣舞遺跡を例として− 畑宏 明 続縄文時代前半にみられるクマ形の彫像について 武田 修 北海道縄文晩期・続縄文墓壙の一様相 鈴木 信 古代北日本の交易システム―北海道系土器と製鉄遺跡の分布から− 小嶋芳孝 錫杖状鉄製品と蝦夷の宗教 松田 猛 北海道東部太平洋岸における擦文土器について 山田悟郎 擦文時代の二系統のオオムギ 吉本 忍 擦文文化期の織機と織物―栄浦第二遺跡出土の「擦文の綜絖」をめぐって−2 アイヌ文化への胎動 熊木俊朗 鈴谷式土器編年再論 涌坂周一 松法川北岸遺跡12・13号住居址出土木製品の出土位置に関する考察 赤沼英男 出土遺物の組成からみたオホーツク文化における鉄器使用の変遷 小林 敬 網走川中流域のトビニタイ文化期の資料 佐藤孝雄 オホーツク文化の動物儀礼―その地域的・時期的特徴― 山浦 清 鹿角製有栓弭をめぐる諸問題3 アイヌ文化のチャシ論 後藤秀彦 チャシの施設について 児島恭子 伝承からみたチャシ再考 福士廣志 浜中町のチャシコツについて 右代啓視 北海道における防御性・環壕集落―北と南からの視点から― 川上 淳 文献から見たチャシ再考4 アイヌ文化の諸問題 百瀬響 「アイヌ文化成立論」の現代的意味について 乾芳 宏 北海道における中世墓について 平川善祥 アイヌ墳墓出土の古銭について 越田賢一郎 鉄鍋再考 高橋理 アイヌ文化を考える―シカ送り儀礼をめぐって― 秋野茂樹 北海道アイヌ動物神の送り儀礼―シカの霊送りを中心に考える― 豊原熙司 ウンメムケにおける穿孔について(再考) 松村愉文 黒曜石使用の終末について―旧石器文化期からアイヌ文化期まで― 鈴木邦輝 北海道の河川におけるチョウザメ漁 西幸 隆 北海道東部における松浦武四郎の道と内陸交通路―幕末からチャシ・擦文の時代の道を探る― 内田祐一 チセにおける「結界」のシステムについて―アイヌ文化にみる空間認識の一考察―5 外国での調査 佐藤宏之 サマギールの生業活動―コンドン村の植物利用 を中心として― 浅川滋男 トンレサップ湖の水上居住−家船・筏住居・高床住居−6 アイヌ考古学への道 座談会宇田川洋先生略年譜・著作目録・調 査歴/編集後記 執筆者紹介
2004.03.13発刊
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