「北の雲」の主宰である木風雨先生に初めてお目にかかったのは、俳句とは全くご縁のないさる方の紹介で、昭和五十二年頃だったと思う。先生は飯田龍太主宰の「雲母」において同人としてご活躍なされ、私には恐れ多いことで躊躇したものの間もなく入会させていただくことになった。しかし、情けないことに温厚篤実な先生に、ただ甘えて怠り勝ちだったにも拘らず数年後俳人協会へ推薦して戴くこととなり昭和五十七年に会員になることができた。まさに身の引き締まる思いで俳句に打ち込むこととなった。
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著者/水島冬雲
四六判/242頁
定価: 1,942円+税(税込 2,136円)
ISBN978-4-8328-9303-0 |
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